もっと「直感を信じる」と心に決めた出来事☆

子どもの頃から

勘がよかった私は

何でも直感で決めていました。

 

「もっとよく考えなさい」

と言われることも多々あり

無理に考えて答えを変える、

ということもありました。

 

でも結局は

直感でわかった最初の答えが

正解だった…

なんてことばかり。

 

だから私はやっぱり

「直感を信じて生きよう」

と思っていました。

 

ですが、あの日までは

私は自分の直感を

信じきれていなかったのです。

 

「もっと直感を信じる」と

心に決めた出来事について

ここに綴りたいと思います。

 

長文になりますが

読んでくださるあなたにとって

何か気づきになればうれしいです☆

 

* * *

 

大学生のときのお話です。

 

自宅から遠い大学で

通学に片道2時間かかりました。

(電車+バス各1時間)

 

乗り物と人混みが

苦手な私には

とてもきつかったです。

(それでも行きたい大学でした)

 

バスの代わりにバイクを使うと

混雑を回避できるうえに

40分も時間短縮になることを知り

「危ないからダメ!」と

反対する父をなんとか説得して

可愛いイタリア製のバイクを

買ってもらいました。

(見た目は自転車のようなバイクです)

 

お天気のいい日限定だけど

からだとこころの負担が減って

とても喜んでいました。

 

とある日の朝。

 

目覚めると晴れていたのに

何となくバイクには

乗りたくない気分でした。

 

電車の中でも再び

同じような感覚になりました。

 

ですが、その日は

1限目にテストがあったんです。

 

バスでも間に合うけれど

混雑しているので疲れるし

時間がかかります。

 

バイクだったら

少し余裕ができて

テスト勉強ができるので

2度も感じた

「乗りたくない気分」を

無視してしまいました。

 

バスは苦手なので

「気のせい」だと思ったんです。

 

そしてバイクで

大学へ向かいました。

 

あともう少しで到着するころ、

私の前を走行していた

バイクの女性が突然、

急ブレーキで停車したのです。

 

横道のない道路で

赤信号でもなく

何か起きたわけでもありません。

 

私もあわててブレーキを

踏まざるをえませんでした。

 

車間距離は十分でしたが

停車したまま動いてくれないので

ぶつからないように

さらにハンドルを切りました。

 

すると車輪がすべって

一瞬で横転してしまい…

 

車道の真ん中で

バイクの下敷きになって

動けなくなってしまいました。

 

「車にひかれる!」

と振り返って信号を見ると

幸運にも赤信号でした。

 

交通量が多い道路なので

もし青信号だったら…

命はなかったかもしれません。

 

バイクの女性は振り返って

倒れている私を一瞬見ましたが

逃げるようにスピードを上げて

走り去ってしまいました。

 

車道の真ん中で

動けない私を避けて

車がどんどん通過していきます。

 

どうしよう…と困っていたら

親切なふたりの女性が

自分たちのバイクを停めて

道路の脇に私とバイクを

運んでくれました。

 

そのとき

左足に力が入らないことに

気づきました…

 

バイクの重みで

立ち上がれないだけだと

思っていたので驚きました。

 

どうしようか考える間もなく

通りがかったスペイン人の先生が

車に乗るように促してくださり

保健室がある棟まで運んで

先生を呼んでくださいました。

 

日本語がわからない先生でしたが

英語と専攻のポルトガル語で

なんとか状態が伝わったようです。

 

親切にしてくださった

ふたりの女性と先生には

とてもとても感謝しています。

 

保健室の先生に状況を話すと

すぐにタクシーを呼んでくださって

大学の近くの病院へ向かいました。

(怖がりなので救急車は断りました)

 

悪い予感を振り払えないほどに

足はどんどん腫れていきます。

 

病院の受付の方が

私を見てすぐに

松葉杖を貸してくださり

それで何とか移動できました。

 

診察していただいた

先生の様子がおかしい…

 

カーテンで見えなかったけれど

数人の先生があわてていて

小さな声で相談されているようです。

 

悪い予感は的中しました…

 

病院に到着してすぐ

母に電話をかけた私は

心配をかけないように

「たぶん捻挫!」と

できるだけ明るく説明しましたが

捻挫でないことはわかっていました。

 

察しのいい母は

仕事中の父へ連絡して

急いで駆けつけてくれました。

 

からだの弱い私が

捻挫で済むはずがないと

感じたそうです。

 

両親の到着を待って

先生はこう言いました。

 

「腫れが少しひいたら

すぐに手術が必要です。

手術には結構な時間がかかると思われます。

入院は少なくとも1ヶ月以上です。」

 

病院が大嫌いなのに

入院して手術まで…

いっきに血の気が引いて

気を失いそうでした。

 

「顔が無事なのが奇跡ですね。」

と先生に言われたのですが

足にも外傷はほぼなかったのですが

ひどい複雑骨折をしていたようです。

 

こんなことになってやっと

「バイクに乗りたくない気分」

の理由がわかりました。

 

「バイクに乗ってはいけない」

直感はそう教えてくれていたのに

私はそのサインを無視しました…

 

2度も。。

 

手術は全身麻酔で

有名大学病院の5名の先生によって

10時間以上かけて行われ

その病院の手術時間の

最長記録を更新しました。

 

麻酔の時間が長かったので

手術後なかなか意識を取り戻さず

看護師さんたちの必死の叫び声で

ようやく目を開けることができました。

 

後から聞かされましたが

かなり危ない状態だったようです。

 

何度も何度も名前を叫んで

こちらに呼び戻してくださいました。

 

朝からずっと

待っててくれた両親と

22時頃に少し面会できたとき

手術後の低体温で

ガタガタ震えていて

母は心配して泣いていました。

 

手術後の24時間+1週間は

今でも思い出したくない

本当に地獄のようでした。

 

麻酔の後遺症がつらすぎて

生きているのが不思議なほど…

 

母は遠くの病院まで

電車とバスで毎日来て

夜に父が迎えに来てくれるまで

付き添ってくれていました。

 

両親には小さい頃から

心配ばかりかけています。

 

手術後1週間が過ぎると

ようやく起き上がれて

車椅子に乗れるようになりました。

 

入院生活は3ヶ月も続きました。

 

病院が大嫌いな私には

夜の病棟は毎日こわかったし

痛いリハビリや検査など

辛いことがたくさんありました。

 

ですが、同じ病棟の患者さんと

助け合って生活する中で

年齢を問わず仲良くなったり

家族や友人が毎日来てくれたので

さみしい日はなかったです。

 

やっと迎えた退院の日。

 

まだ入院生活が続く

患者さんたちが

涙を流してお別れを

惜しんでくれました。

 

待ちに待った退院の日なのに

私も泣いてばかりで

お別れがとても寂しかったです。

 

主治医の先生が

「今だから言うけれど…」

と話し始めました。

 

最初に私を診察したとき

「この子はもう自分の足で

歩けないかもしれない」

と悲観するほど状態が悪かったこと。

 

「何とか歩けるように、

傷跡があまり残らないように

綺麗に治してあげたい」

と強く思ったこと。

 

「みんなで必死に治した足を

絶対に大切にしてほしい。

今、自分の足で立って

歩いているのは奇跡なんだから」と。

 

有名大学病院の敏腕な先生が

5名も手術に入られるのは稀で

傷口を目立たなくするために

ほとんどを内視鏡でしてくださったので

ただでさえ大変な手術が

さらに大変になり

時間がかかったそうです。

 

看護師さんにも

とてもお世話になりました。

 

本当に感謝でしかありません。

 

たくさんの方々のおかげで

私は自分の足で歩いて

退院することができました。

 

入院生活は私にとって

人生の大きな学びでした。

 

「あの朝バイクに乗らなければ…」

と何度悔やんだかわかりません。

 

あのときの感覚が

何度もよみがえってきました。

 

なぜ私はあの感覚を

信じることができなかったのか。

 

どれだけ悔やんでも

もうあの朝には戻れません。

 

私は決めました。

 

「これからは直感をまるごと信じる!」

 

退院後、しばらくして父は

無傷だったバイクを

知人に譲ると言いだしました。

 

私はお気に入りのバイクだし

通学時間が増えるのが

本当に嫌だったので

断ったんです。

 

「もう絶対に危ない日は

乗らないから大丈夫!」

と父に約束しました。

 

そんな話をした翌日のこと。

 

通学途中の駅で

車椅子に乗っている

同年代の女性が

目にとまりました。

 

しかも同じ日に3人も。

 

本当は私が同じように

なっていたかもしれない姿を

見せられたようでした。

 

「もうバイクに乗ってはいけない」

というサインだと気づきました。

 

バイクは父の知人が

喜んでもらってくださいました。

 

私が今、生きていることや

自分の足で歩いていることは

奇跡なのかもしれません。

 

たくさんの方に助けていただき

本当に大切なことを

学ばせていただきました。

 

スピリチュアルな世界を

あの頃はまだ知りませんでしたが

直感がもたらすことの重要性を

思い知らされました。

 

「自分の直感をもっと信じる」

とあの日から私は

心に強く決めたのです。

 

* * *

長くなりましたが

ここまで読んでくださり

ありがとうございました☆

 

直感をはじめとする

スピリチュアルセンスは

特別な人だけでなく

どなたにも備わっています。

 

高次元の存在からのサインは

あなたの直感を通して

もたらされることが多いです。

 

スピリチュアルな学びは

見えないものを

見たり感じたりすることが

ゴールではありません。

 

自分をもっと信じて

幸せに生きるために

活かすものです。

 

スピリチュアルセンスを磨くと

もっと楽にポジティブに

生きることができますよ♡

 

うわべだけでなく

スピリチュアルの本質的な学びで

解決する問題がたくさんあります。

 

スピリチュアルを活かされて

あなたらしく幸せな人生を

歩まれてくださいね☆

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逢月 るな Luna Aitsuki
エンジェリカルヒーラー&チャネラー
LUNANGELICA代表
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2022-09-24 21:44  カテゴリー: 逢月るなについて Tags:,

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