逢月るながヒーラーになるまで -最初のお仕事での学び-

逢月るながヒーラーになるまで

 

受講生さまやクライアントさまに

よくご質問いただくので

幼少期から現在に至るまでを

ここに綴ります。

 

長くなるので数回に分けて

投稿しますね。

 

今回は、最初のお仕事で

学んだことについてのお話です。

 

◆前回までの記事◆

逢月るながヒーラーになるまで -幼少期~学生時代-

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 

子どもの頃の夢が叶う

 

私は英語が好きで

外国語大学に進んだので

英語を使う仕事に就きたいと思いました。

(といっても、大学ではポルトガル語専攻。

副専攻はイタリア語で英語はほぼしていません。笑)

 

私が1番なりたかったのは

グランドホステス。

空港での地上職です。

 

グランドホステスは

勤務内容がかなりハードなわりに

当時はお給料がすごく低いのに

とても人気で難関でした。

 

当時の私には魅力的なお仕事でしたが

家族や周囲は反対でした。

 

両親は、自宅から遠く、激務なので反対。

大学の先生は、国立大学なのにもったいない、と。

 

反対されても

私の意志は変わらず、受験しました。

 

両親はそんなにやりたいなら、、と

難関な就職試験を突破するため

専門スクール?に数ヶ月通わせてくれました。

 

私以外はCA(キャビンアテンダント)

目指す方ばかりのスクールです。

 

CA希望者の勢いに押されて

昔CAに憧れていた母にそそのかされて(笑)

2社だけ受験してみましたが

難関の書類選考を突破できたものの

面接で体力面をつっこまれて不合格でした。

 

私は飛行機が苦手で

乗るだけでも苦痛なんですよね(> <)

 

「仕事ならできるよ!」という

母の言葉に淡い希望を

もったことを反省しています。

(今では落としてくださった面接官に感謝です)

 

グランドホステスのほうも

数社受験して、最終選考で

不合格になりました。。

 

深夜や早朝の勤務があるので

会社送迎できる距離に制限があったのですが

私の自宅はその範囲の中で1番遠く、

ギリギリOKのラインなのは

受験するときに確認していました。

(一人暮らしは許してもらえません)

 

なのに。。

最終面接で5人の面接官が

好意的にお話ししてくださっていた中で

「うちに就職したら空港の近くに

引っ越してもらえますよね?」と

笑顔で尋ねられました。

 

「いいえ、自宅から通いたいです。」

と私が答えた瞬間、

面接官全員がシーンとなりました。

 

「え?送迎範囲に入ってる?

あーギリギリかぁ。。でも遠すぎる。」と

面接官が小声でざわざわ話すのが聞こえて

突然、面接が打ち切られました。

 

「ダメなら最初からうちの自宅あたりを

送迎範囲から外しておけばいいのに」

と思ったのと同時に

「私という”人間”は重要ではないんだな」 と感じました。

 

CAもグランドホステスも

離職率が高いけれど人気があるので

募集をかければ 就職希望者が殺到します。

(あくまで当時のお話です)

 

泣くほど落ち込んだあと冷静になり

私の選択は間違っていたことに気づきました。

 

仕事内容がハードなうえに

出勤前や出勤後の深夜か早朝に

タクシーに1時間も乗れない(> <)

 

お仕事に憧れる気持ちが先走って

自分を見れていませんでした。。

 

その後、別の会社から最終面接への

連絡をいただいたのですが

謝ってお断りさせてもらいました。

 

体力面について考え直した私は

海外のお客様が多い外資系ホテルを

目指すことにしました。

 

ホテル業界も難関で

倍率がすごかったのですが

すんなり最終面接まで進めて

とても早いタイミングで

内定のご連絡をいただきました。

 

そこで思い出しました☆

 

小学校の卒業文集に書いた将来の夢。

「ホテルウーマンになりたいです。」

 

そのときまで忘れていましたが

夢が叶いました!

 

願ったことは叶う。

 

それまでなんとなく

感じてはいましたが

そこで確信しました。

 

いくら願ったとしても

それが私の人生にとって

プラスでなければ叶わないということも。

 

大きな山を越えれば次の山は低い

 

私は外資系ホテルに

入社することにしました。

 

今度も強く願ったおかげで

希望がなかなか通らない中、

第1希望の宿泊予約課に配属されました。

 

ホテルでのお仕事は

本当に、本当に、毎日が多忙でした(> <)

 

現在のことはわかりませんが

ウソみたいな莫大な仕事量です。

 

国内、海外から

ひっきりなしに電話がかかり

約300室が毎日ほぼ満室状態。

 

電話応対しながら

顧客リストをPCシステムで確認。

宿泊日、部屋タイプ、空室状況のチェック。

 

別のリストでその日の特記事項を

チェックしたうえで予約を確定します。

 

リピーター様の場合は

お名前だけ、もしくは声だけで

過去データから希望のお部屋タイプの空きをチェック。

(声だけでわからないと怒る方もいます)

 

データはすべてアルファベット登録なので

同姓同名の方も多く、重要顧客も、要注意人物もいます。

芸能人の方は本名で登録されているので

本名を覚えておかないといけません。

 

電話だけでなく、インターネット、

テレビ局、 旅行会社からの予約にも対応しますし

お部屋にお花やフルーツの手配、 他部署への毎日の連絡など

気が遠くなりそうなほど仕事がありました。

 

必死でメモをとり、おうちや電車でも復習して

とにかく一生懸命に仕事を覚えました。

(あまり寝ていなかったと思います)

 

少しずつ慣れてはいくのですが

勤務時間にさばききれない仕事量なので

毎日かなりの残業です。

 

私が1番後輩だったので

少し慣れてきたころから

私ばかり電話応対が増やされていきました。。

 

毎日忙しくて

体力的にはギリギリでしたが

宿泊を楽しみにしてくださっている

お客様とのお話は楽しかったです。

(有名人とお話したり会えたりすることもありました)

 

「一生懸命していたら誰かは見てくれている」

 

父がよく言っていましたが

本当にそうだなと思ったのはこの頃でした。

 

頼んではいませんが

部署のマネージャーは

私の連休が増えるような

シフトを組んでくれていましたし

いつもかばってくれました。

 

1年経って、部長から

コンシェルジュに異動のお話を

もちかけられましたが

「異動になったら辞めます」と伝えた私に

苦笑いして、異動を取り消してくれました。

 

コンシェルジュは魅力的なお仕事ですが

夜勤があって体力的にもハードなので

辞めてもいい覚悟で断りました。

(異動のお話は、本当は断れません。)

 

それなのに、2年経たずして

ホテルを辞める決断をしたので

上司に怒られましたが。笑

 

宿泊予約課でさえも

不規則なシフト制で残業があり

終電を逃してしまうことも多く

体力的にキツくなったのと

両親が心配して深夜に迎えに来てくれるのが

心苦しくなったんです。

 

就職したのにまだ両親に

心配や迷惑をかけ続けて

何のために働いているのか

疑問が大きくなりました。

 

もっと私にあったお仕事が

他にあるはずと思いました。

 

ホテルではスタッフを含め

いろんなお客様と出会い、

人間のいろんな面を知り、

すべてが勉強になりました。

 

今でも仲良しのお友達もできました。

 

毎日の怒涛の忙しさを

新卒で経験させてもらえたおかげで

そのあとのどのお仕事も

乗り越えることができました。

 

ひとつ大きな山を越えると

次の山は低く感じることができる。

 

経験したことに

無駄なことはひとつもありません。

 

すべてに意味があって

気づきや学びは

自分の中に蓄積されていくのです。

 

 

長くなりました。

続きはまた次回に♡

 

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2019-04-30 22:22  カテゴリー: ご挨拶・自己紹介

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